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出典名: | いのち、見えるとき |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | お寺に行こう | ||
著者: | 本多 静芳 | ||
訳者: | |||
出版社: | 法蔵館 | ||
本の内容: | 真宗本願寺派万行寺住職である著者が書いた、わかりやすい 仏教の観点からの、様々な話しが書かれています。 仏教のまちがった思い込みなども教えてくれます。 この本の中にこんなお話が載っています。 少しかいつまんで、書きますね。 子「おかあさんは、いつも勉強しろって言うけど何のため」 母「馬鹿だね、たくさん勉強すれば、いい学校に入れるよ」 子「でも、いい学校に入るのは何のためなの?」 母「馬鹿だね、いい学校に入ると、いい会社に入れるよ」 子「でも、いい会社に入るのは何のためなの?」 母「馬鹿だね、いい会社に入ると、いい給料もらって、 いい生活ができ、いい役職について、皆から褒められたり、 立派だといわれるじゃないか」 子「でも、社長や部長になっても、やがて人間は死んでいく んでしょう?」 母「馬鹿だね、社長や部長にもなっていれば、お葬式の時に、 花輪がたくさん並ぶじゃないか」 子「ああ、そうか、おかあさん、よくわかったよ。 今、僕が一生懸命勉強するのは、自分の葬式の時に、 花輪がたくさん並ぶためなんだね」 というようなお話です。 著者は、勉強することが、生きるということと、どんな形で つながるかがとても大切だと言っています。 むずかしい話しが書いてあるわけではありませんので、 気楽によめます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
その目的が達成された時だけが、 つまり自分の意図した通りになった時だけが、 自分にとって幸せなん | ○○ができなければ、生きてる価値がない、 △△が達成されないと、私 | 2006-07-07 |