■本の検索■
出典名: | あなたの話はなぜ「通じない」のか |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 考え方・ノウハウもの | ||
副題: | |||
著者: | 山田 ズーニー | ||
訳者: | |||
出版社: | 筑摩書房 | ||
本の内容: | 著者は、小論文などの企画や、教材作りをしてきた論文のプロ。 今は「人が持つかけがえのない力を生かし伸ばすサポートを するのがライフワーク」とか。 「ほぼ日刊イトイ新聞」に「おとなの小論文教室」を連載中。 著者はこう言っています。 「「何を言うか」よりも、「だれが言うか」が大切で、 話が通じるためには、日ごろから人の関わり合いの中で、 自分というメディアの信頼性を高めていく必要がある」と。 (例えば、同じ記事を書いても、日本経済新聞と東京スポーツの では、記事の重みや信頼性が違うということ) つまり、 「私たちは、何かを伝えようとするとき、伝える内容の方に、 一生懸命になる。 しかし、聞く方は、予備知識も含め、あなたというメディア 全体が放っているものと、発言内容の「足算」で聞いている」と。 だから、話を聞いてもらうためには、 「自分のメディア力を上げる」ことがとても大切であり、 自分を知り、自分の発言がどう相手に影響を与えるかを キチンと把握しておく必要があると、教えてくれます。 この本には、「自分のメディア力を上げ」て、 「相手に話を聞いてもらう」ための技術、方法、考え方が 具体的に書かれています。 論文を指導している人だけに、論点がはっきりしていて、 筋が通っていて、ものすごく私は勉強になりました。 人に話をする機会が多い人は、読んでみることをおすすめします。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
通じ合えないと苦しむとき、 その前提となる信頼関係はあるのか? 初対面でも、長い付き合いでも同じ | 本当にそうだなぁ…と思う。 この本の中では、こうも言っている。 「 | 2006-11-28 |
自分が理解していないものは、 人に伝えられない。 | そうだなぁと思う… 毎日、そう感じる。 自分が理解してないと、 う | 2005-07-30 |
うそは、本当の意味で人を動かさない。 人はそれほど愚かではない。 仮にうそで、相手が自分の思 | うーん… きっと詐欺する人にとっては、 これが生き甲斐になるのだと思 | 2005-07-19 |
十人十色のものの見方がある中で、 自分が話す意味、 他の人が聞く意味がある話をするためには、 | この本ではさらに、 自分の「決め」を打ち出すことは、 当然、リスクが | 2005-07-13 |