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出典名: | 人間としてどう生きるか |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | |||
著者: | 渡辺和子 | ||
訳者: | |||
出版社: | PHP研究所 | ||
本の内容: | ノートルダム清心学園理事長(2003年現在)の著者が語る「人格論」 といっても、この本は授業でしている話を、そのままテープに 起こして編集した本なので、読みやすくなっています。 学生達に向かって話してはいますが、話の内容は、 かなりきっちりとしていて、これは学生以外の人も読んだ方が いいなと思われるような話がたくさん書かれています。 キリスト教のシスターなのですが、宗教色はそれほど 出ていないと思います。多少は出てきますが。 この本の冒頭で 「礼儀と名前」を大切にしてほしいと、言っています。 「挨拶くらいとおっしゃる方があるんですけれども、 私は、挨拶さえできない人に、なにができるだろうかと 考えています。 その意味で、挨拶という、今、日本の国から失われかけて いるもの、それに対してこだわりを持っております。(略) 私自身が礼儀をわりにたいせつにするのは、礼儀は 人間性というものと深くかかわっていると思うからです」 「ある方の研究によりますと、名前が好きになると いうことは、自分が自分を受け容れることに つながっているんだそうです。 自分が嫌で嫌でしょうがない人は、自分の名前が好きに なれないみたいです。 いずれにしても名前というものは、その人を表すものと してたいせつなものです」 とても大切なことが、ぴしっと書かれていて、 とてもいい本だと思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
生まれつき怒りっぽい性格をできるだけ抑えて、 時には爆発させながら、一生を終えた人、 ところが一 | 昔、こんな言葉をよく聞いた。 誰も見ていなくても、 「御天道様 | 2009-10-02 |
毎日というものをただ年をとっただけで 過ごしたのではあまりにも悲しいと思います。 年をとると | 毎日というものは、 何をしなくても、何が出来なくても、 逆に、あれこ | 2007-10-14 |
「人見るもよし、人見ざるもよし、 我は咲くなり」 という言葉がございます。 一生の間には | 「人見るもよし、人見ざるもよし、 我は咲くなり」… 私もとても好 | 2005-07-06 |