ことば探し
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出典名: 笑いの治癒力
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 病気・体
副題:  
著者: アレン・クライン 
訳者: 片山 陽子 
出版社: 創元社 
 
本の内容: アメリカの「自称愉快学者」の著者は、
「人生に悩みの種はつきない。
苦しみはあらゆるところからやって来る。(略)
 悩み自体は消えも尽きもしないが、
 私たちの苦しみはユーモアがあればずっと軽くなる。
 ユーモアは自分が無力に思えるときに力を貸してくれるのだ。」

と言っています。

著者は、奥さんを病気で亡くしています。
奥さんが病気のときにも、亡くなった後でも、笑いがあったので、
その悲しみを受け入れられたと言っています.
この事をきっかけに、終末医療に興味を持ち研究をはじめます。

そして、
「笑いやユーモアが、辛さを忘れるのに役立ち、
 また痛みをやわらげるのに、大きな役割を果たす」
と、確信します。


しかも、
「笑いや、ユーモアは、神経系、循環系、内分泌系、免疫系を
 はじめとする、人体や器官に深い作用を及ぼし、
 ストレスや、病気や死に直面した状況でも、
 前向きに対処していくのに大変役立つ」

と、この本で言っています。

そんな笑いの「治癒における力」や「普段の生活での力」を、
いろいろな事例、角度から教えてくれます。
この本は、とてもユーモアにあふれた本で、楽しく読めますが、
著者の気持ちが、伝わってくる、とてもいい本です。
 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「その女性は、話すことも、理解することもできない。  ときどき何時間もわけのわからないことを   この話がとても好きである。 ちょっと見方、言い方、話し方を 変えてみ 2005-03-10
ユーモアをさがすときに一番まずいことは、 これは、自分以外の人にはおかしくないだろうと考えて、 ユーモア感覚って、どうして 身につけていいのかわからない。 海外で 2003-03-10
完璧な人間などいない。理想通りにことが運ぶこともほとんどない。そんな私たちが自分にもっとも情け深くあ 何かが思い通りに運ばなかった時、思ったようにいかなかった時、かなり 2002-02-16

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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