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出典名: | 楽しく生きる |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 私には「会いたいもう一人の自分」がいる | ||
著者: | 高橋 和己 | ||
訳者: | |||
出版社: | 三五館 | ||
本の内容: | 精神科医でもあり、カウンセリングの専門家でもある著者が 書いた、心理学の本。少し専門的な本です。 たくさんの事例、人間の深くて複雑な心理を教えてくれて、 とても勉強になります。 カウンセリングに興味のある方には、おすすめの本です。 著者は、こう言っています。 「もし、私たちが楽しみや生きる実感を失っているとしたら、 それは欲求を満たすことを忘れてしまった結果である」 「ワクワクした楽しさ、みずみずしい感覚、 満ち足りた静けさを忘れてしまったのは、 単に年をとって疲れたからではないし、まして、 「欲求」、あるいは「欲」が枯れたからでもない。 人間の欲は、生きている限り決して枯れない。 枯れてしまったと思うのは、1つには、 若いときの欲求とその実現方法だけが唯一のやり方だと、 いまだに「思い込んで」いるからであり、また、 もうひとつは、複雑になった新しい自分の欲求を 自覚し、それを満たす方法を知らないからである」 自分の欲求を知ること、その欲求がよくわからなくなって いるのはなぜか、どうしたらその自分の欲求がわかるか… 欲求がわかったらどうするか…などなど、とても深い観点から 教えてくれます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
孤独の価値を通して内側に安定した安らぎを得られるようになったときに、愛は求めるべきものから、与えるべ | このごろ、精神的な余裕とは、ものすごく大事なものではないかと感じて | 2004-10-11 |
人は満たされてこそ、古い自分から離れることが出来る。これは、人の精神的な成長の鉄則である。 | ほんの少しでも満たされたとき、人は立ち直るきっかけをつかむのである | 2002-07-27 |