■本の検索■
出典名: | 愛とゆるしの心理学 |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 罪の意識を解放する人生のレッスン | ||
著者: | ジョーン・ボリセンコ | ||
訳者: | 中塚 啓子 | ||
出版社: | 日本教文社 | ||
本の内容: | 著者は、アメリカの細胞生物学博士であり、心理学者でもあり、 心理療法家でもある方なので、この本の内容も、 心理学、科学、哲学、医学に基づいて書かれています。 多くの人の体験談も豊富で、著者はこう言っています。 『私たちが失ってしまったものを「思い出す」ための本です』 例えば、 「不健康な罪悪感が作り出す不幸」について書かれていますが、 『この罪悪感は、多くの人が持っていて、 「もっとたくさん働こう、もっと上手になろう」 「私には世の人々を救う義務がある」 「みんなを喜ばしてあげなくちゃ」などなど、自分を駆り立ていて、 自分の魂を殺している。 この罪悪感に負けないで生き、癒されましょう、 その内面を探ってみましょう』 とその方法や、心理を教えてくれます。 また、許しについて「他の人を許すステップ」として 以下のことを提唱しています。 1.自分が執着している問題は、自分自身に責任があることを認める 2.問題の中身を自分に、相手に、そして神に告白する 3.自分と相手の双方の長所を見つける 4.そのために何か特定の行動をとる必要があるか考える 5.神に助力を求める 6.その問題によって自分を何を学べたか振り返ってみる なんと、実はこれは「自分を許す練習にもなる」 と言っています。 一見、取っつきにくいような、日本人にはなじみのないような 項目もありますが、この本を読むと、ああ、なるほど こういう考え方をすればいいのね、とわかります。 自分に疲れてしまったときに、じっくり読むことをおすすめします。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
自分の恐怖によって苦痛を大きくさせがちです。 たとえば、先週の月曜からどうも背中が痛いけど、 | コロナ禍の中で、 身体に不調を訴えている方が増えているそうです。 う | 2020-06-08 |
「許し」はまったく私たち自身の問題であって、 相手の態度しだいという条件つきのものではありません。 | 自分が「許せない」と思うことは、ささやかなことから、 大きなことま | 2002-11-23 |