■本の検索■
出典名: | ふれあいの心理学 |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 孤独からの脱出 | ||
著者: | V・J・デルレガ&A・L・チェイキン | ||
訳者: | |||
出版社: | 有斐閣 | ||
本の内容: | 「自己開示」つまり他人にどう自分を知らせるか、 日常生活の中で、自分の考え方、感情、あるいは過去について、 どの程度相手に話すべきか、そのくらいなら許されるのか、 いつ、どこで、話せばいいのか… そんなプロセスや、方法などを多くの実験や研究結果、 心理学的観点から書いています。 この中で著者は 「親密な自己開示は、話し手が聞き手を信頼していて はじめて生じるものである。 また、相互に開示することが深い人間関係を発展させる。 そして時間をかけて徐々に深まって、 強い絆で結ばれるようになる」 また、自己開示しないことについて 「あまり自己開示しない者は、相手から理解されないだけでなく 相手を知ることも出来ない。 こちらに対して心を開こうとしそうもない相手に対して、 だれも自ら心を開くことはしないだろう。 こうして、あまり自己開示しない者は、 他者の表面的な接触しかできないために、人間の最も 人間らしい人情の機微を解することも出来ないだろう」 とも言っています。 少し専門的な本ですが「自己開示」について 興味のある方はぜひ、読んでみてください。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
親密な関係を築き上げるのは容易なことではない。その過程はのろく漸進的である。あまりに急速な親密さはも | 壊れにくい関係でありたいと思う。隣人とも、友人とも、親兄弟とも。し | 2004-02-12 |
人間関係というものは、相互に信頼の絆で結ばれている限りにおいてのみ、進展するのである。 | 信頼というものは…どうしてこう崩れやすいものなのだろう… 築き上げ | 2003-10-06 |