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出典名: | ないものを数えず、あるものを数えて生きていく |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | |||
著者: | 曽野 綾子 | ||
訳者: | |||
出版社: | 祥伝社 | ||
本の内容: | 曽野 綾子さんの数多くの著書の中から、 1.「ないもの」を数えず、「あるもの」を喜ぶ生きかた 2.「不幸」を知るということ、「幸福」を知るということ 3.高級な生きかたのすすめ 4.コンプレックスによっても「才」は生まれる 5.人はみな、迷いがあっていい 6.本能が磨かれるとき 7.どうすれば混沌と苦境から立ち直ることができるか 8.人は完全な善にも悪にもなれない 9.悲しみを分け持つことで、もたらされること 10.感謝する才能、人を尊敬する才能を失わないために などをまとめた本なので、いい話が満載です。 その中にこんな話があって、私はいたく感動しました。 これは、曽野さんのご友人の話です。 100才近い母親を亡くした友人のところに、数日たって、 同級生が訪ねてきてくれて、そのとき、その彼女は 実に20数種類のおいしいものをほんの少しずつ 買ってきてくれたのだそうです。 これは、母を失い、お葬式で疲れた友人が、どこへも行かなくても、 数日間は「食いつなぐ」ことができるように、細かく配慮したもので、 すぐに食べた方がいいものから、数日でも充分にもつものまで、 細かく配慮されていたという。 包みもできるだけ小さな包みになっており、飽きがこないように 考慮され、栄養の上でも配慮されていたというお話でした。 もし、友人に何かあったら、私もこれに近いことを考え、 実行したいと思いました。 というような、選りすぐりのお話がいっぱいで、感動します。 おすすめの一冊です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
考えてみると、人間は誰もが偏っている。偏りのない人というのを私は見たことがないし、仮にいたとしたら、 | 隣人はよく「あなたは変わっている」と言う。私にしたら、逆に思えるの | 2004-03-14 |
いい評判を取ろうと努力せず、万事とぼとぼやる。 | 月曜日は…どうも憂鬱である。仕事が楽しくないからだ。こんなことをや | 2003-05-18 |
人に期待しなければ楽なる | その通りだなぁとつくづく思う。どうしても、こちらの都合のいい期待を | 2003-05-16 |