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出典名: | 「日本人」という病 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 社会の流れ・全般 | ||
副題: | |||
著者: | 河合 隼雄 | ||
訳者: | |||
出版社: | 潮出版社 | ||
本の内容: | 日本の臨床心理学の第一人者の河合隼雄さんが、長い間の、 体験を通じて、自分の病名は「日本人」であるとわかったと 言っています。 これは、すごい病気だと…。 しかしこの病気は「治らない」と言いきっておられます。 なぜなら、治ったら日本人と言えなくなるからです(笑) そして、大切なことは、 「自分の病(日本人)を癒すとか治すのではなく、私の仕事は、 病を深めることであると考えるようになりました。 病気をうんと深くする。 深く病むと、あまり他人に害を与えません。 病気を深く深くもっていけば、病気であるということは、 ほとんど他人にはわからなくなってきます」 という謎のような言葉を言っています。 また、こんなふうにも言っています。 「いろいろ簡単に批判的な評論をする人は、ほとんど、 自分の病を忘れているということです。 自分も日本人病にかかっているはずなのに、まるで、 健康であるかのような言い方で、「あれやれ」「これやれ」 と言われるのです。 「お前、本当に日本人か」と言いたくなるときがあります」 日本人ってどうなの?、また、日本の持っている良さを活かしながら、 このボーダーレスの現代社会でどうバランスをとって生きていくのか、 そういうことを、いろいろな事例から教えてくれる本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
日本人が これまでやってきた人間関係のやり方は、 話しなんかしないでも 以心伝心でだいたいピタ | 小泉さんは、 「説明をしている」「説明をしてきた」と 力説しているが | 2003-03-24 |