ことば探し
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出典名: アーベル指輪のおまじない
おすすめ度: ★★★☆☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 子供・家族
副題: 登校拒否児とともに生きて 
著者: 横湯 園子 
訳者:  
出版社: 岩波書店 
 
本の内容: 臨床教育学者の著者が「登校を拒否する子、学校に行かない子」や
その周りの人々の苦しみや、温かい心の交流を書いた本。
著者は、子どもたちの通訳者でありたいと言っています。
子どもたちの本当の声や、家族の思い、あり方、学校について
とても示唆深いことが書かれています。


例えば、
「登校拒否状態から脱出するまでには
 長い時間がかかるのは確かである。
 親子ともに辛い期間がつづくに違いない。
 せめてその期間の罪責感と焦燥感を減らしてあげたい、
 どうせこもるのなら豊かにこもらせてあげたい、
 豊かにこもれば豊かに脱皮するだろう」

「人間は他人の視線にさらされることのない秘密の領域が
 保障されることによって、自分の中に自分の居場所をつくるのであり、
 子どもも例外ではない。
 もし、人間の内面に秘密が許されなかったら、人間はどのように
 自分を守り、存在させていったらよいのだろうか」


などなど、人間をとても温かい目で見守ってくれるように感じます。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「待つ」と言うことは、放ってしまうことではない。 気がついてくれるのを「待つ」成長するのを「待つ」時期が満ちるのを「 2002-07-28

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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