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出典名：

本当に役立つ「人生の智恵」ノート

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本のカテゴリ：

人生・生き方

副題：

世の中を上手にわたるための実践ノート

著者：

バルタザールグラシアン／星野響（構成）

訳者：

野田恭子

出版社：

イースト・プレス (2008/4/1)

本の内容：

17世紀スペインの哲学者であり、イエズス会の修道士で著述家の
グラシアンの言葉を元に「世の中を上手にわたるためのノウハウ」
を解説付きで教えてくる本。
４００年以上に渡って読み継がれてきた名著から、特に重要な
８０の教えを取り上げています。

グラシアンは、こう言っています。
「人生を頭の中だけで生きてはいけない。行動も大切だ。
　賢者も、だまされたり、笑われたりしないように、最低限の
　実用的な知識を身につけることを心がけたい。
　日常生活に適応することだ。
　日常の雑事は人生でもっとも重要とは言えないかもしれないが
　もっとも必要なことである。
　使えない知識が何の役に立つだろう。
　今日では生きる術こそ真の知識である」

例えば、こんなことが書かれています。
　◎誠実になりすぎない
　◎好きな人のためだけに生きられないと知る
　◎あえて二番手に甘んじる
　◎飢えを満たさない
　◎見放される前に見放す
　◎能力の限界を悟られない
　◎悪い評判を予防する
　◎人間的な面を見せすぎない
　◎全力を出す必要がある仕事はしない
　◎求められる水準が高いところにはいかない

正直なところ、グラシアンの言葉と解説の内容やタイトルと
乖離があるように感じられます。これは、解説者（構成者）の
意見なのじゃないの？曲解じゃないの？と思うところが
多々あります。
グラシアンの真意かどこにあるか、ちょっと迷いました。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
認められなくてもがっかりしない。自分の意見や仕事が評価されなくても、あまり気にしないこと	グラシアンは、「誰かが喜んでくれなかったからといって、　がっかり	2016-06-22
ものごとを逆に考えると真理が見えてくる。ときどきはものごとを逆さまに考えてみようと、グラ	この本の元となっている言葉を残した、バルタザールグラシアンとは、�	2016-06-21