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出典名：

心は前を向いている

おすすめ度：

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本のカテゴリ：

心・心理学、心の病

副題：

前を向くための秘訣は?

著者：

串崎真志 (著)

訳者：

出版社：

岩波書店 (2013/12/21)

本の内容：

心理学の専門家で人間科学博士の串崎さんが、前向きな心に
ついて、心理学的な実験などを元に教えてくれる本。

串崎さんは、こう言っています。
「私も超がつくほどの後ろ向き人間で、暗いことを考えるのが
　大好き。
　そんな私が、なぜ「心は前を向いている」という本を書いた
　のでしょうか。それは、近年の心理学や神経科学の研究から
　脳は「前向き」が基本設計であることがわかってきたからです。
　「私」という小さな意識が「自分は後ろ向きだ」と勝手に
　思い込んでいただけで、じつは無意識は、私のあずかり知らぬ
　ところでポジティブな処理を繰り広げていた、というわけです。
　ということで、この本では、脳の前向きな姿をあなたにご覧
　いただきたいと思います」

例えば、こんなことが書かれています。
　◎あなたはポジティブ？それともネガティブ？
　◎人は人を信頼すやすい
　◎信頼ホルモン
　◎三ヶ月児は正義を好む
　◎生まれつきの道徳感情
　◎不信感が芽生えるとき
　◎心のバイアス
　◎心のなかのあなた
　◎恋の終わり
　◎後ろ向きな私

実験や研究事例が多いので、それに興味がある方にはおすすめ。
ただその表示方法がややわかりづらく、理解するにはパワーが
いります。
この本を読んで、前向きになるのはちょっと難しいかな。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
松沢哲郎さんの「想像するちから」という本があります。そのなかにレオというチンパンジーの話が出てき	つまり人間は動物と違って、「想像力」があり、悩みもするし絶望もし�	2016-06-17