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出典名: | 毎朝「一話」出勤前に読む本―言葉のクスリ |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 人生はこの「ひと言」の違いです! | ||
著者: | 太田 典生 | ||
訳者: | |||
出版社: | 三笠書房; 第8刷版 (1995/08) | ||
本の内容: | 経営コンサルタントの著者が、長年の経験と取材の積み重ねから 掘り出した人生の智恵満載の本です。どんな言葉が人を動かすか、 腐らせるかなどもわかります。古典的な伝説の人から、経営者、 作家、音楽家など幅広い分野で活躍されている方々の話がでて きます。 著者は、こう言っています。 「言葉の影響力は他人だけでなく自分自身に対しても大きいもの です。「ダメだ」「辛い」などと泣き言ばかり言っていると 心がどんどん曇ってきます。一種の自己暗示ですね。 それとは逆に自分を奮い立たせる言葉があります。 ある人は、毎朝鏡に向かって、一日の予定を言い、最後に 「おまえならできる!」と叫ぶそうです。 するとその日一日の仕事がうまくはかどるという。 はじめは「できるかな…」と不安であっても、「できる」と 断言して叫ぶと不思議に自信がつき、その自信がいい結果を 生むようになります」 例えば、こんな話がたくさん書かれています。 ◎会社の危機を救ったトイレの「一輪の花」 ◎社員の目の色を変えさせた「ボーナス」 ◎「いのちの明かり」を見つけた日 ◎必要なとき、大事な出会いがある ◎「切り捨てる」よりは「すくい上げる」 ◎自分を「私物化」してはならない ◎この三毒が心を歪ませる ◎人間の生命力がいちばん充実するとき ◎家庭を幸せにする「悪人」 ◎「いつも綱渡り」ではせっかくの人生も味わえない 心に残る話が満載なので、じっくりと読んで欲しい本です。 ひとつひとつの話に味わいがあり、じーんときたり、なるほどと 思ったり、そうかそういうことかと「気づき」があったりします。 おすすめの一冊です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「頭がいい」と言われる人やエリートの中には、 自分の説や考え方にこだわって、 少しも人の意見を聞 | 仕事上の交渉ごとでも、議論でも、ケンカでも、 「相手の立場に立って | 2012-04-13 |
チョウは花にとまり、ハエは腐ったものに集まります。 人間関係の原理も同じです。チョウのような華麗な | いつも従業員の働きぶりをぶつぶつと文句を言っている 経営者がいたと | 2012-02-27 |
ある歌舞伎役者は、 「言葉というものはカミソリの刃のようなものでございますね。 使い方を誤ると | 例えば、歌が下手でも、不器用でも、 「調子はずれているけど、味わい | 2012-02-24 |