ことば探し
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出典名: 子どもの心のコーチング
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 子供・家族
副題: ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと 
著者: 菅原 裕子 
訳者:  
出版社: リヨン社 (2003/06)  
 
本の内容: 子どもが自分らしく生きることを援助する大人のためのプロ
グラム(ハートフルコミュニケーション)を開発し、推進して
いる著者が、生きること、愛すること、責任とは、人の役に立つ
喜びとは、などについて、ヒント、考え方、やり方などを提案
してくれる本で、子育てを通じて、大人も学べる本です。

著者は、こう言っています。
「「生きる力」とは、自分の人生を大切にし、楽しみ、日々起こ
 るさまざまな問題に対応できる力です。
 苦しいことに耐えて前進する力です。
 自分の中に起こる感情的なものをうまく制御し、人の感情とも
 うまく付き合う力です。
 自分にとって何がよいか、よくないかを見極め、自分の人生を
 作り上げていく力です。
 どう生きるかを決める基本的な力です。
 生きる力は、習い事などで身につく、何かできるという力と
 同様、あるいはそれ以上に重要な力です。
 本来、人はその力を持って生まれてきます。
 ところがそれは、引き出されないと使える力になりません。
 同時に、やり続けないと身につかないものなのです」

ということで、生きる力についてもたくさん書かれています。

例えば、こんなことが書かれています。
 1.子育てはどこを目指す
   ・大きくなった子どもにどう生きてほしいですか
 2.子どもに何を教えればいいのか
   ・子どもの「じりつ」は自立と自律
 3.親の立ち位置と学ぶべきこと
   ・親が自分を語り、今を見せる
 4.「愛すること」を学んだ子が強いのは…
   ・思春期の子どもを愛する
 5.「愛すること」を教えきれなかったと感じる親へ
   ・黙ろう
 6.「責任」は生き方の質を決める
   ・思い通りにならないことがあると教える
 7.「責任」を教えきれなかったと感じる親へ
   ・どのように責任を教えるかプランしよう
 8.「人の役に立つ喜び」は生きることの充足感
   ・5+1段階ある、人の欲求
 9.親の自立
   ・自立とは自分もまわりも「快」を得る生き方


考えさせられる本で、じっくりと読むことをおすすめします。
現在子育て中の方はもとより、教師の方、子育てを終えた方、
ビジネスマン経営者の方々にもおすすめした本です。
必ずや「ああ、そうか」と思うところがあるはずです。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
思春期の子どもに対する愛情表現は、 ストレートであることをおすすめします。 照れて親の愛情を一般 日本人は、照れ屋さんが多いので、自分の気持ちを ストレートに言うこ 2011-08-26

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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