ことば探し
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出典名: フランクルに学ぶ
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: 生きる意味を発見する30章 
著者: 斉藤 啓一 
訳者:  
出版社: 日本教文社 (2000/06)  
 
本の内容: 「ロゴセラピー」の発案者ヴィクトール・エミール・フランクル
の人と教えを紹介した入門書であり、また、人生をより意義のある
ものにしていきたいと願う人たちのための「生き方のヒント」が
書かれている本でもあります。

「ロゴセラピー」とは、人が自らの「生の意味」を見出すことを
援助することで心の病を癒す心理療法のことで、人間の本性を
《覚醒させる》技法でもあります。
ご存知のようにフランクルは、史上最悪の極限状況のナチス強制
収容所を生き抜いてきた精神科医(心理学者でもある)ですが、
この地獄の苦悩と絶望の中で「ロゴセラピー」を実存的なものと
して、完成させてきました。


そして、フランクルは、こう言っています。
「私は見た、自分の最後のパンを与える者、優しい言葉をかけて
 まわる者たちの姿を…それは、輝かしい人間の姿で、いかなる
 状況でも他者を思いやる高貴な人間性、どんな絶望からも立ち
 あがる生命力があり、これが本当の人間の姿だ」
「あなたの存在、あなたの人生には、すばらしい意味がある。
 いかなる絶望にも希望がある。
 人生はうまくいくようになっている。
 ただそのことに気づきさえすればいいのだ」


この本では、第一部で
「強制収容所におけるフランクルの体験を中心に、そこで遭遇
 した人間の様子、また、そこでの人々がいかに極限状態を
 耐え抜き、いかに本来の自分を開花させていったか」
第二部で、
「ロゴセラピーの実践方法を具体的に紹介」
と、なっています。
フランクルのこともわかり、ロゴセラピーの概略もわかるので、
入門書としておすすめです。
わかりやすく書かれていますので、初めてフランクルを学ぶ方
にもおすすめです。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「運命がレモンをくれたら、  それでレモネードを作る努力をしよう」  (デール・カネーギーの言葉 与えられたレモンに対して、 「酸っぱい、酸っぱい、なんだこんなもの 2013-09-03
苦しみ悩むのが人間なのではない。 苦しみ悩むからこそ人間なのだ。 この本では、さらにこう言っています。 「人間は苦しみを通して物事の 2010-10-26
われわれの生への戦いは、なるほど絶望的かもしれない。 だからといって、その戦いの意味や尊厳を 少 今日も、この本に書いてある、フランクルのことばです。 私たちは、今 2010-09-07
信じてもダメかもしれないが、 信じなければ、実現するものもしなくなる。(略) もちろん、私は これは、この本に書いてある、フランクルのことばです。 ご存知の方も 2010-09-06

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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