■本の検索■
出典名: | プロの聞く技術が身につく本 |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | よりよい人間関係を築く35のポイント | ||
著者: | 林 恭弘 | ||
訳者: | |||
出版社: | PHPエディターズグループ (2007/05) | ||
本の内容: | 心理カウンセラーの著者が、聞き方ひとつで、「心の距離」が ぐーんと近くなる、ということで、そのポイントを35、教えて くれる本。 身近な人が悩んでいるとき、不満を持っているとき、 「なんとかしてあげよう」「助けてあげよう」「解決しよう」と、 「良かれと思って対応する5つのパターンがあるそうです。 実は、この5つのパターンこそ、人間関係でトラブルを発生させ がちだと、この本では言っています。そのパターンとは、 1.教えてやろう 2.気づかせてやろう 3.つきとめてやろう 4.気分転換してやろう 5.とりあえず切り抜けよう で、このような対応は、相手の心を閉ざし、コミュニケーション を絶ち、人間関係さえ悪くしてしまう可能性さえあるそうです。 例えば、こんなことが書かれています。 1.聞かないトラブル ・心が離れていく対応のパターン 2.話を聞き、心を聞く技術 ・「沈黙」が聞くことの基本 3.聞くための心のもちかた ・聞くことは無力感を味わうこと 4.聞くことで養われる人間性 ・人間関係では、勝てば勝つほどに孤独になる 5.聞くことで得られる大切なこと ・一体感の押しつけから、離別感の関係へ わかりやすい文章、まとめ、イラストもあり、とても読みやすい ので、この手の本をはじめて読む方にもおすすめの本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
私たちは、自分ができることなら 他人もできるべきだと考えることが多いものです。 考えるという意識 | 自分が、すでに簡単にできることを教えるとき、 それが全くできない人 | 2011-06-15 |
私たちは「価値観」というと、 「自分にとって絶対的で、変わってはいけない」 「変わることは現在ま | 私などは、自分が変わることよって何かがよくなるなら、 「変えよう」 | 2010-08-04 |
部下が悩んでいても、組織の正論で叱咤激励し 理解しようともしない。後輩が悩みを打ち明けても、 立 | 冷たい社会、そんな中にはいたくないし、 冷たい人はいやだ、そんな人 | 2010-07-27 |
「都合の良い話」は、誰でも楽に聞けるものです。 それゆえ、「都合の悪い話」を聞いたときにこそ、 | この本によると、身近な人が悩んでいる姿を見ること、 こちらにとって | 2010-07-23 |