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出典名: | 回復力~失敗からの復活 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 「しまった」という気持ちが人を成長させる | ||
著者: | 畑村 洋太郎 | ||
訳者: | |||
出版社: | 講談社 (2009/1/16) | ||
本の内容: | 創造的設計論、知能化加工学、失敗学の専門家の著者が、 「人は誰でも失敗する。失敗すれば誰でも落ち込む。 本当に大切なのはそこからだ。自分の回復力を信じ、 待つことができれば、必ず壁は乗り越えられる」 ということでそのためのコツを教えてくれる本。 著者は、こう言っています。 「人は必ずしも、大きな失敗からすぐに 立ち直れるほど強くはないのです。 でも、一方で、人には必ず「回復力」というものが 備わっています。その回復力を信じることができれば、 時間を経てまた前に進むことができます。 不思議なもので、人はエネルギーが戻ってくると、 困難なことにも自然と立ち向っていけるようになります。 これは人間がもともと持っている「回復力」の為せる業です。 回復に必要な時間は人によっても失敗の種類・ 大きさによってまちまちですが、エネルギーが 回復すると必ず自発的に行動したくなります。 そうなるのをひたすら待つのが、遠回りの ようですが、じつは最前の策なのです」 例えば、こんなことが書かれています。 1.人は誰でもうつになる 2.失敗で自分が潰れないために大切なこと 3.失敗したら誰の身にも起こること 4.失敗後の対処 5.失敗に負けない人になる 6.失敗の準備をしよう 7.失敗も時代とともに変わる 8.周りが失敗したとき 失敗したときには、動揺したまま、 すぐに行動するとだいたいにおいてよい方向に向わない、 ということがよくわかりました。 じっくりと、自分の「回復力」を信じて、エネルギーが 満ちてくるのを待つことが大事なようです。 とても勉強になりました。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
真面目にしっかりやっていたところで、世の中では なかなかうまくいかないことのほうが多いのが現実です | 著者の畑村さんは、生きていく上で、 「保身のために人を陥しいれるズ | 2013-06-10 |
人は失敗すると、エネルギーがなくなります。 そうなると、きちんと対処しようにも なかなか思い | 「何かが起こってからでは、 人はすぐに考えられない、人は、大きな | 2012-05-07 |
困ったときに、周りから手助けが受けられるかどうかは、 その人の周りに対する日頃の接し方で決まります | 人は、一ギブすると、三のテイクをもらえるものだと、 少なくとも、一 | 2012-04-27 |
不思議なもので、「これは失敗なんだ」と自分の失敗を 認めることができた瞬間から、状況が一変します。 | それが完全に自分の失敗であればあるほど、 失敗を認めるのは…辛いし | 2010-07-13 |