■本の検索■

出典名：

転ばぬ先の智恵転んだ後の杖

おすすめ度：

※おすすめ度について

本のカテゴリ：

人生・生き方

副題：

人生の負け犬にならないために

著者：

笠巻勝利

訳者：

出版社：

講談社 (2006/03)

本の内容：

経営コンサルタントで、教育インストラクターの著者が、人生、
「一転び二起き」「二転び三起き」くらいにしていこうという
ことで、よい転び方や大転びしない智恵を教えてくれる本。

著者は、こう言っています。
「世の中は、知っていて損をすることは無いが、知らないと
　損することが数多い。
　大転び、中転びを避ける智恵を持つことによって、
　　○人より安心して人生を送れる
　　○人よりも自信を持って生きていける
　　○そして人より前進して人生の勝利者になれる
　もし転んでも「転んだ後の杖」すなわち「復元力」を
　持っていれば、再び羽ばたくこともできるのである」

例えば、こんなことが書かれています。
　１．飯喰って糞たれて死ぬだけの人生でよいのか
　　　人生の主役になるために
　２．後で悔いても遅いが、今なら、まだ、間に合う
　　　取り返しのつかない大失敗を避けるために
　３．天国も地獄もつくっているのは自分の心
　　　人生を幸福に導く強運のつくり方
　４．問題から逃げるな、問題を放っておくな
　　　できない症候群からの脱出法
　５．寄り道はよいが、人の道は踏み外すな
　　　人生のチャンスを逃さないために
　６．現状を維持するためにも変化に適応せよ
　　　変化の方向を見誤らないために
　７．自分に勝つ、相手に勝つ、人生に勝つ
　　　常に勝者となるために
　８．哲学のない人生は糸のない凧みたいである
　　　悔いなき人生のために

骨太の本っていう感じで、力をもらえます。面白い逸話、
たとえ話、データなどがいっぱいで、読みごたえのある本です。
じっくりと読んでみるといいと思います。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
花の種が春を前にしていた。冬の間、土の中でたっぷりと水を吸い、暖かくなってきたため、いまにも	種をまいても、芽が出てくる種と出てこない種がありますが、もしかし�	2011-11-16
アメリカのある研究機関が調査してみたところ、１００人のうち、　○２７人は、まったく目標を立ててい	この本によると、以下の４つの要素については、目標を立て、４つのバ�	2011-09-08
中国のある国境の塞（とりで）に一人の老人が住んでいた。ある日、飼っていた馬が胡の国の方へ走って行	知っている方も多いと思いますが、「人間万事塞翁が馬」のお話です。	2011-01-31
２０万円の給料で貯められない人は、３０万円になっても貯められないのが一般的である。初めから１	確かにそうだと、自分が貯められないタイプだからそう思う。そういう�	2010-07-28
不安や心配ごとを減らすために「菜根誕譚（さいこんたん）」※では、「人生は、ちょっぴり減ら	※「菜根誕譚」とは、中国の古典の１つで、生きる智恵や楽しみなどが�	2010-06-17