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出典名: | 「満たされない心」の心理学 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 1人ひとりが日々よりよく生きるための心理学 | ||
著者: | 根本 橘夫 | ||
訳者: | |||
出版社: | 洋泉社 (2003/12) | ||
本の内容: | 教育、性格心理学の専門家の著者が、空しさや満たされなさを感 じている人、自分を模索している人、生活を人生を見直してみた い人、心理学を学ぶ人に向けて、それぞれのテーマにあった心理 理論をわかりやすく紹介してくれる本。 心理学理論中心なので、やや専門的な本で、中心テーマとして 以下の理論が取り上げられています。 ◎マズローの欲求の階層説 ◎ライヒの性格分析 ◎エリクソンの自我発達論 ◎レビンソンによる成人の発達段階論 例えば、こんなことが書かれています。 1.心は満たされるか? 2.性格は変えられるか? 3.“ほんとうの自分”症候群 4.「自分らしさ」をいう足かせ 5.心は一生揺れ動く 6.心を満たす10か条 ちなみに、「満たされる心の持ち方」は、こんなところを 大切にするといいそうです。 1.他の人の目でなく、自分自身の目で自分を見て、自分の 人生を生きようとすること 2.自然や生活のなかにちょっとした喜びや感動の種を見つ け、楽しもうとすること 3.他の人と気軽にうちとけ、一緒にいることを楽しもうと すること 心理理論を知ると、「なるほどこういうことなのか」とか、 「人間とは、このような段階があるんだ」など、腑に落ちる ことがたくさんあります。この本は、心理理論をわかやすく まとめて書いてあり、ためになりました。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
真面目な人ほど、長所を伸ばすために努力するのではなく、 もっぱら短所を克服するために努力してしまう | 努力するにも、いろいろな形があるのだなぁ、と知りました。 努力とは | 2012-03-30 |
心が満たされない、自分がわからない、 自分の人生に確信が持てない、生きている実感がない、 ほんと | この本に書かれている有名な心理学者マズローもレビンソンも、 「満た | 2011-09-02 |
我々の心に忍び寄る満たされなさの感覚は、 ある程度経済的にも恵まれた状況で生じる。 あるいは、な | 彼の理論の第二は、これらの欲求が階層をなしていると いうことである | 2010-05-19 |
人生とは、選択の連鎖である。 選択とは、選択しなかったものを捨てることである。 したがって、 | 「選択とは、選択しなかったものを捨てることである」 だから、その選 | 2010-04-20 |