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出典名：

イチロー選手の言葉に学ぶセルフ・コーチング

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本のカテゴリ：

心・心理学、心の病

副題：

目的指向型心理学

著者：

庵里直見 (著), 鈴木信市 (監修)

訳者：

出版社：

丸善 (2008/7/24)

本の内容：

メンタルトレーニング、ＮＬＰ（神経言語プログラミング）の
専門家である著者が、イチロー選手の言葉を引用し、わかりやすく
「目的指向型」のコミュニケーション方法や、自分らしく生きる
ための考え方などを教えてくれる本です。

「目的指向型心理学」とは、どのようなものであるか…
この本ではこう説明しています。
「従来の心理学は「原因究明型」は、
　例えば、物事がうまく　運ばなかった時に、その原因を追及し
　そこを徹底的に見つめことによって修正しようという考え方。

　「目的指向型心理学」は、
　手に入れたい結果を強くイメージし、自分の長所をどう伸ばす
　かに集中する。その相乗効果によって物事を成し遂げようと
　する。
　自分の内に備わった長所を意識し、得意とする部分、優れた
　能力をさらに伸ばすことによって全体のレベルアップをはかり
　手に入れたい結果を手に入れるという考え方」
どちらの型がいいのかではなく、どちらの方法もうまく取り入れ
仕事や自分の能力アップ、生活全般に生かしていこうということ
です。

例えば、こんなことが書かれています。
　１．否定的表現の威力
　２．無意識の有能力に対して意識的
　３．「事実」は選択できる
　４．先駆者に同調する
　５．目標を整える
　６．ピースを埋める
　７．相手の世界に立つ
　８．過去を変える
　９．ステイト・コントロール
　10. 五感を通して記憶をつくる
　　　（他、１０項目など）

この本によると、イチロー選手は「目的指向型心理学」の申し子
のような人だそうです。イチロー選手の言葉のすごさにも感嘆し
その言葉から読みとける心理がわかり、興味深い本です。
楽しみながら、心理学、コーチングが学べます。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
あるプランナーがいました。彼は大手家電メーカーの依頼を受けて、カルテシステムの企画をまとめる	（上からの続きです）しかし、話はこれで終りではありません。彼�	2010-03-02
この本の中に書いてあるイチロー選手のことば。　「第三者の評価を意識した生き方はしたくありませ	このことばを見ても、イチロー選手が、何より、自分を見失わないこと�	2009-12-04
我々は失敗のことを「ジグソー・パズルのワン・ピース」であると考えています。皆さん、ご存知のよ	何かにチャレンジして、うまくいかなくても、大きなへまをしても、失�	2009-11-18