■本の検索■
出典名: | 小さなチームは組織を変える |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 仕事・マーケティング | ||
副題: | ネイティブ・コーチ10の法則 | ||
著者: | 伊藤 守 | ||
訳者: | |||
出版社: | 講談社 (2004/10) | ||
本の内容: | 日本の国際コーチ連盟マスター認定コーチでもあり、コミュニケー ションに関するセミナー、講演会などで活躍している著者が、人を 育て、能力を伸ばし、組織を活性化させていく手法をわかりやすく 実践的に教えてくれます。 この本は、もともと人を育てるのがうまい方々(ネイティブコーチ) から話を聞いたり、リサーチしてまとめた本ということで、たくさ んのネイティブコーチの話が載っています。 この本の中に、こんなネイティブコーチの話が載っています。 「大手の進学塾の女性スタッフは、上司であるマネージャーに ついてこう話してくれました。(以下1部(略)) 彼は、先生やスタッフに、とても頻繁に電話します。といっても とくになにか用事があるわけではなく、「おう、元気か?とくに 用事はないんだ」といった他愛もない内容を繰り返します。 しかし、本当に疲れているときや仕事を抱えているときは、部下 が、“元気です、大丈夫です!”と言っても、その日のうちに かならず教室にやってきて、“ちょっと近くまで来たから”と 部下を訪ねます。電話を通しての声だけでも何かを感じ取り、 気づかってくれます」 365日、24時間働いているような忙しい職場だったにもかか わらず、口ぐせのように、“俺は暇だ、遊んでいるんだ”と言っ てました。実際にも本当にそんなふうに見えました。 ですから、ちょっと相談したいときなどに遠慮せず、電話をした り、会ってほしいとリクエストできました。 でも、そのマネージャーから送られてくるメールを見ると、 いつも真夜中なんです」 こんなことをやっている方々がいるんだなと参考になります。 その他、こんなことが書かれています。 ○ネイティブ・コーチのコミュニケーションスキル ○組織を支える「小さなチーム」 ○ワン・オン・ワン・コミュニケーションのトレーニング ○「人と人のつながり」は会社の資本 ○「観察」はコミュニケーションのベース ○「考えて行動する人」を育てる ○コミュニケーションはイメージの違いを埋める ○会話のイニシアチブを取り、コミュニケーションを創る ○個々のパフォーマンスを引き出すチーム作り ○ソーシャルキャピタルを積み上げるチームワーク 部下を持っている方、人を使う立場の方、子育て中の方など、 読んでみると、なるほど…、そうすればいいか、など、とても 参考になることが多いと思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「わかった」と「そのとおりに行動する」 とは別問題。 話をしていて、「わかったか?」と聞いて | 「わかった」=すぐに「行動する」「態度を改める」 というより、 「わ | 2009-05-21 |
イギリスのビジネス心理学研究所OPPの調査によると、 84%の従業員は 「自分にはまだ発揮できて | 自分の才能とは、なかなかつかみづらいものだと思う。 あると思ったり | 2009-04-15 |