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出典名: | 苦しみの中でも幸せは見つかる |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | すべての「苦しんでいる人」へ | ||
著者: | 小沢 竹俊 | ||
訳者: | |||
出版社: | 扶桑社 (2004/02) | ||
本の内容: | ホスピス医であり、ホスピス医療を広げるべく活動を続けている 著者が、苦しみの中でも、いきいきといきていくことができると、 語りかけてくれる本です。 著者は、こう言っています。 「「これ以上辛いことはない」 「この苦しみから立ち上がることができない」 そのような絶望の中にあったとしても、なお希望を見いだす人 たちに、私は会うことができました。 それは、1部の人が起こす奇跡ではなく、苦しんでいる私たち、 誰もが、そうなる可能性を持っているということを教えてくれ ました。 人はただ単に苦しむのではありません。その苦しみを通して 実に多くのことを学んでいきます。健康が当たり前であったとき には気がつかないことを知るようになります。 それは、どちらかというと、目に見えないものです。 人の優しさであったり、家族や友人の思いであったり、道ばたに 咲く花の美しさであったり、命の尊さであったりします。 苦しみは、決して負の要素だけではありません。 苦しみを通してはじめて見えてくるものがあるのです」 そして、苦しみとは、何かというと、 「希望と現実のギャップである」であり、 「苦しみの中で自分を見つめ直すことで、人は本当の幸せや本当の 自分を見つけることができます。 そして、苦しみの中でも生きている本当の理由を見つけられた ときにはじめてその苦しみが自分に与えてくれたものを理解する ことができるのです」 だから、苦しみを受け入れても大丈夫だと、恐れず、逃げずに見つ めなさいと、そして、苦しみから学びなさい、言っています。 ホスピス医療の最前線で活躍されているので、死についての苦しみ も取り上げられていて、考えさせられます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
苦しんでいる人は、その苦しみを 誰にでも言うわけではありません。 たとえ、苦しくても、言いたくな | 苦しんでいる人が、苦しみを打ち明けてくれたとき、 たいていの人は、 | 2010-09-03 |
何気なく日々を過ごしていると、 「当たり前のこと」が増えていきます。(略) 自分が当たり前だ | 自分には、歴然とわかっていることが、 他の人も、わかっているわけで | 2008-12-09 |
近代ホスピスの創立者である シシリー・ソンダース(イギリスロンドン1918年生まれ)は、 人間の | 今、自分が持っているいちばんの苦しみは、 いったいどれだろうかと、 | 2008-10-30 |