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出典名: | 生の幸い、命の煌き |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 死と生を見つめて…新たな癒し・新たな生がはじまる | ||
著者: | 鈴木 秀子 | ||
訳者: | |||
出版社: | 中央公論社 (1997/02) | ||
本の内容: | 聖心会シスターでもあり、国際文学療法学会会長でもある著者が、 死にゆく人達からのメッセージ、残された者たちの癒し、そして、 生きる意味、生きるために大切なことなど、数々の実話を通して 教えてくれる、とてもあたたかい本。 著者は、こう言っています。 「苦しい時は誰でも、人生には厭なことばかり起り、それは避け られないと思いがちです。しかし生きているというそのこと自体 が、自分で意識するしないにかかわらず、計り知れないほど、 多くの人の思いやりや愛情、温かさを受けていることの一つの 証拠です。 もしある人の生活の中で、ほんとうに愛をもらったり与えたりが 皆無だったら、その人はとっくに死んでいます。 誰にとっても、生きているということは、見えないところで、 本人の気づかないうちに、縁のある人、ない人のさりげない愛情 を受けていることのあらわれです。 あなた自身も知らないうちに、そういった人を生かすことをして いるでしょうし、誰かのそういう存在になっているに違いありま せん」 例えば、こんなことが書かれています。 ○たくさんの優しさ ○愛する人とのわかれ ○死にゆく者からの慈しみ ○大切ないのち ○生と死のはざまで ○起こることのすべてに意味がある ○「私は信じ続ける」 ○やさしさと強さと ○成熟に向かって ○こころの氷をとかして ○「あの世」からの力と慈しみ ○愛と癒しのわかちあい ○人生を楽しむ ○拒食の霧のなかで ○クリスマス 一つ一つのお話が、心に残ります。そして、大切な人とのかかわり 方や、自分の生き方を見つめ直し、素直に生きようと思えます。 臨死体験の話が出てきますが、とても感動を覚えます。 心がすさんでいると自覚している方、生き急いでいる方、もっと やさしく生きたいと願う方、大切な方をなくしてしまった方に、 特におすすめしたい一冊です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
他人を変えようと頑張るのはやめてください。 私たちといったら、外部の情況を変えようとすることや、 | 昨日からの続きのようなことばだが、 今の私にとって課題であることな | 2008-08-31 |
「やさしさ」の強さを知る人は、 他の人をもやさしく包みます。 夕暮れのひとときが、 夕焼けの空 | 「私もやさしい人になりたいと思います」 私も、心からそう思います。 | 2008-08-10 |