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出典名: | 人間関係を育てるものの言い方 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | 女性のための人間関係講座・実践編 | ||
著者: | 近藤 千恵 | ||
訳者: | |||
出版社: | 大和書房 (1995/09) | ||
本の内容: | 「親業訓練協会」の理事長でもある(本の出版時)著者が、女性が あたたかい人間関係を広げていくための、人間関係の築き方、自己 表現の仕方などを教えてくれる本。 女性は「自己表現」が難しいと言われます。 その理由として、いくつかの理由があるということです。 (ETWの創始者リンダ・アダムスのまとめ) ●1つは、「利己主義であってはいけない。もっとまわりの人の 事を考えなさい」と教えられてきたこと。 ●2つめは、女性の言っていることが真剣に受け止められない ことが今でもあるから。 ●3つめは、女の子なら「物わかりよくしなさい」「波風が立た ないように振る舞いなさい」と幼いときからずっと言われて 続けてきたので、自分の感情がわかっていても、実際に表現 していくのには、大変な勇気がいる。 このようなバックボーンがあるので、どうしても女性は男性に比較 すると「自己表現」が、自然にできません。そして人間関係でも、 自分を押えて、そのために不満や怒りをためがちです。 しかし、「自己表現」を上手にすることによって、人間関係も円滑 に、自分も楽になりまる。そのための方法や考え方、事例を教えて くれます。 例えば、こんなことが書かれています。 ◎自分を知るための話し方《わたしメッセージ》 ◎上手な「いいえ」の言い方《返事のわたしメッセージ》 ◎協力を頼みたいときの話し方《予防のわたしメッセージ》 ◎困ったことが起きたときの話し方《対決のわたしメッセージ》 ◎相手と対立するとき《勝ち負けなしの解決法》 ◎価値観が違うとき、どうすればいいのか《対立の解消法》 ◎大切な人が悩んでいるとき《能動的な聞き方》 うまく自分を表現できないなぁ、もうすこしちゃんと自己表現した いなぁ、もっと相手にわかってもらいたいなぁ…と切実に思って いる女性の方におすすめの一冊です。じっくりとこの本と向き あってみてください。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
与えられた環境だけが、 自分が生きるところではないのです。 自分が働きかけて、 自分のおか | 人を「変えること」は、なかなかできないが、 今の「環境」を変えるこ | 2008-06-22 |
「自分らしさとは何か」を探すのが 私たちの一生かもしれません。 その意味では一生が「わたし探し」 | 日本語は、主語がなくても話が通じる会話が多い。 というより、あえて | 2008-04-20 |