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出典名：

人間音痴

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本のカテゴリ：

心・心理学、心の病

副題：

なぜか他人の気持ちを逆なでする人への処方箋

著者：

和田秀樹

訳者：

出版社：

祥伝社 (2002/6/20)

本の内容：

精神科医である著者が、精神科医からみた、８つの「人間音痴」
タイプについて分析した本。その８つとは、
　●共感音痴
　　他人の心がよめない、他人の気持を逆なでする人たち
　●自分音痴
　　自分で自分の望んでいることがわからない人たち
　●対人音痴
　　他人が怖い、他人と情的接触ができない人たち
　●間合い音痴
　　他人に対して「好き」か「嫌い」の両極端しかない人たち
　●立場音痴
　　自分を客観視できずに「裸の王様」になってしまう人たち
　●ケンカ音痴
　　ケンカの仕方を知らない人たち
　●異性音痴
　　異性と長くつきあえない、結婚したくてもできな人たち
　●子育て音痴
　　子どもの心が読めない、うまく育てられない人たち

著者はこう言っています。
「洋の東西を問わず、人間関係がうまくいかなくて社会で損をする
　ことは多い。どんな文化やＩＴ化が進んだところで、人間が感情
　の生き物であることに変りはない。
　人間が自分の能力を鍛えることはもちろん悪いことではないが、
　対人能力も大切だということだ」

周りにこんな人たちがいる、或いは、自分がそうかも…と思う方は
読んでみることをおすすめします。少し、どきりとするような鋭い
分析もありますが、参考になると思います。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
私たちは他人を愛するとき、何らかの「見返り」を求めているものだ。よほどの聖人君主か変り者でも	誰もが、マザーテレサのように、無償の愛や純粋な愛をそそげるわけで�	2008-03-26
たとえば、ノーベル賞を受賞した科学者が教育制度の改革についてコメントしていたとしよう。その人	この本では、さらにこう言っている。「しかし私たちは、往々にして属	2008-03-21