ことば探し
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出典名: 「感情シグナル」がわかる心理学
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 心・心理学、心の病
副題: 人間関係の悩みを解決する5つのステップ 
著者: ジョン・ゴットマン 
訳者: 伊藤 和子  
出版社: ダイヤモンド社 (2004/2/20)  
 
本の内容: 心理学者の著者が、日々、人間が出している感情シグナルについて
教えてくれるちょっと専門的な本です。

著者は、こう言っています。
「日々の生活のありふれた場面で、あなたが誰かと気持ちのふれ
 あいをもとうとして、シグナルを出す。相手がそれに応える、
 あるいは気づかずに無視する。そんなささやかなやりとりが、
 人間関係の土台をなしています。
 そうした日常的なシグナルは、さほどドラマチックなものでは
 ありません。見過ごすのはたやすいし、たいがい見過ごされて
 しまいます。にもかかわらず、シグナルはとても大きな力を秘め
 ているのです。そうした感情のシグナルを意識し、関心を向ける
 ことで、親しみの気持ち、お互いを支えたいという気持ちを表現
 し、受け止めることができ、深い絆をつむいでいけるのです」

自分の発している感情シグナル、相手が発しているシグナル…
そんなシグナルに気がつき、大切に扱うことで、人間関係が驚く
ほど改善し、深い人間関係を作り出していくことができるという
ことです。


例えば、こんなことが書かれています。
 1.私たちの感情はシグナルで伝わる
 2.自分の感情シグナルを見直す
 3.やってはいけない6つのこと
 4.感情の指令システムを理解する
 5.感情の自分史をさぐる
 6.感情を上手に伝えるスキルを磨く
 7.相手と分かち合える大切なものを見つける


調査、研究の積み重ねの上で書かれた、かなり科学的で実践的な
本です。最新の研究成果を踏まえたエクサイズも掲載されています。
少し専門的ですが、わかりやすくかかれているので、人間心理、
非言語コミュニケーションなどに興味のある方には、おすすめの
本です。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
人生には、満足したり、幸せな気分になったり、 心を安らかになることもたくさんありますが、 イ 人間の感情を調査、研究しているゴットマン博士は、 自分の感情を見つ 2016-08-05
ふだんは意識していませんが、 私たちの生活を支える基盤は案外もろいものです。 たった一瞬で、なに 人はどうしても、相手が、 こうしてくれたら、こうしてあげよう… ここ 2007-07-07
対立するのは、どちらかが正しくて、 どちらかが間違っているからではなく、 双方が自分の価値観に従 対立すると、どうしても自分の正しさを主張したくなる。 しかし、相手 2007-06-21
「相手の関心を引きつけるよりも、  相手に関心を持つことが大事」 私の30年の研究からも、 人は、誰でも、 自分に関心を持ってもらいたい、と 自分に関心を持って 2007-06-04

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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