ことば探し
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出典名: ウサギ人間とカメ人間
おすすめ度: ★★★★☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: 他人と比べない自分を活かす「成長法則」 
著者: 川村 則行 
訳者:  
出版社: PHPエディターズグループ (2002/09)  
 
本の内容: 国立精神・神経センター心身症研究室長(出版時)で、脳による
免疫制御機能、ストレスなどを研究している著者が、日々の研究や
臨床事例から、自分らしく生きて行くには、自分にあった自分なり
の成功を見つけていくことが大切だと、その見つけ方、生き方など
ヒントを教えてくれる本。

この本では、そのヒントの1つに、他人と比べないということを
言っています。
「重要なのは、「自分の中で比較する」ことだ。
 他人との比較ではなく、自分の過去と比較する。自分の中のいろ
 いろな価値が以前に比べて伸びたかどうかを測ればいい。
 例えば、地位を比較する場合、他人と比べるのではなく、自分の
 過去と比べる。3年前は係長だったけど、その間、努力して仕事
 に精を出し、今は課長になった。成長したな、と考える。(略)
 前より数学ができるようになったな、前より集中力が出てきた、
 勉強時間をも長くなった、前より毎日が楽しいな、少しずつ少し
 ずつ医者になる夢に近づいているな、と過去の自分と比較する…」


つまり、他人とは、人間として持っているもともとの資質や環境が
違うので、それを無理やりに比較して、落ち込んだり、自分の不幸
を嘆いたり、憤慨したりするより、過去の自分と比較した方が、
今の自分の成長がわかるということです。

また、この本には、ウサギ人間とカメ人間の話が書いてあります。
ウサギ人間はがんばり屋だけれど、目先の評価や小さな成功に心を
奪われ、浮き足だって、しばしば我を忘れる人、
対する、カメ人間は努力家で、遠くにある理想を見据えつつ、
目の前の1つ1つのことを大切にする人、なのではないかと
言っています。


なかなか示唆深い話が多く、考えさせられながらも、楽しめる本だ
と思います。じっくりと読んでみることをおすすめします。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
あるとき、彼は英語の論文の訳をお願いされた。 そう難しいものではない。そう長くもない。 1時間も この本に出てくる、彼、正信さん(仮名)は、 35歳頃に、考えるとこ 2008-02-05
自分がいま苦しむのは良いこと、 家族がいま苦しむのは良いこと、 会社がいま苦境に立たされているの こんなふうに、起こったことすべてを 「良いこと」とは、なかなか思え 2007-08-10
私は、考え方や感じ方は「使うもの」だと思っている。 どういうことかと言うと、例えば先に私は この本では、さらにこう言っている。 「一度、試しに使ってみる。そし 2007-06-09

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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