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出典名: | 「むなしさ」の心理学 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | なぜ満たされないのか | ||
著者: | 諸富 祥彦 | ||
訳者: | |||
出版社: | 講談社 (1997/09) | ||
本の内容: | カウンセラーの著者が、毎日の生活の中で漠然感じる「むなしさ」 や「満たされなさ」から、目をそらさず見つめて、生きる意味を見 いだしていこうと語りかけてくれる本。 著者は、むなしさとのつきあい方をこう言っています。 「むなしさは、私たち人生に何が欠けているか告げ知らせてくれる 貴重なメッセージだ。(略) だから私たちのむなしさからの出発は、自分の内側で口を開けて いるそのむなしさから自らを逸らさずに、きちんと見つめること から始めなくてはならない。 あるいはこう言ってもいいかもしれない。 むなしさと、しばらくの間、いっしょにいること。むなしさに、 時折、やさしく触れて みること。そしてそこから、どんな声が 聞こえてくるか、ていねいに問いかけてみること。」 こういうことを通して、むなしさが発してきているメッセージを、 受けとり、自分を見つめていくことが大切だということです。 なかなかつらい作業だし、これを認めることは骨が折れるけれど、 逃げずにやっていこう、実はこれが、むなしさから逃れる道だと。 この本の後半では、むなしさを越える心理学として、フランクル心 理学、トランスパーソナル心理学が紹介されています。そして、 「生きる意味」を、どう求めていくかなども教えてくれます。 やや専門的な本。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「これは俺がやらなければ」と 使命感を持って仕事に取り組む。 「これをするために私は生まれてきた | この本では、癒しについてこういっている。 「癒されたい」「私を癒し | 2007-03-31 |