ことば探し
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出典名: 脳はなにかと言い訳する
おすすめ度: ★★★★☆ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: エッセイ・ノンフィクション
副題: 人は幸せになるようにできていた!?  
著者: 池谷 裕二 
訳者:  
出版社: 祥伝社 (2006/09)  
 
本の内容: 大脳生理学研究者で医学博士の著者が、脳の働きや脳のすごさ、脳
の可能性などをわかりやすく教えくれる本。

著者は脳の働きについてこう言っています。
「脳には不思議なことがたくさんあります。ただ、ハッキリしてい
 ることは、「意識できること」よりも「無意識のまま脳が実行し
 ていること」のほうがはるかに多いということです。
 日常生活に思いを巡らすとき、もちろん意識にのぼることしか意
 識できませんから、意識で感知しえたことのみが、あたかも「自
 分のすべて」であると勘違いしがちです。でも本当は、無意識の
 大海原にこそ、脳の真の活動が潜んでいます」


ということで、私たちがなかなか気づかない「無意識」の世界を通
して、知られざる脳の世界を教えてくれます。

例えばこんなことが書かれています。
脳はなにかとこんなことをするんだそうです。
 ◎記憶する…「海馬」はどれほど凄いか
 ◎やる気になる…モチベーションってどうやって高めるの?
 ◎理性を失う…アルコールでストレスは解消できるか
 ◎ド忘れする…それは「歳」のせいではなかった!
 ◎言い訳する…脳に言い訳させる“変化盲”って何?
 ◎熱中する…脳の出来、不出来を決定づけるものとは
 ◎期待する…当たらないのに「宝くじ」を買ってしまう理由
 ◎ダジャレを言う…なぜ人間だけが笑うのか
 ◎ボケていく…DHA摂取でアルツハイマー病を防ぐ
 ◎不安がる…“不確実さ”が、脳の栄養源
 ◎満足出来ない…脳と“肥満”の密接な関係


研究や調査データが豊富で、へぇ、そうなのとか、なるほど、そう
言うことなのか、という発見や気づきがある本です。脳について興
味ある方にはおすすめの本です。楽しめます。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
何も悩まないことから生まれた単純な明るさと、 悩んだ末に生まれる前向きの明るさは、明らかに違い この本は、最新の脳の研究や、データ、調査から、 脳のさまざまな働き 2007-01-25

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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