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出典名: | 脳はなにかと言い訳する |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | エッセイ・ノンフィクション | ||
副題: | 人は幸せになるようにできていた!? | ||
著者: | 池谷 裕二 | ||
訳者: | |||
出版社: | 祥伝社 (2006/09) | ||
本の内容: | 大脳生理学研究者で医学博士の著者が、脳の働きや脳のすごさ、脳 の可能性などをわかりやすく教えくれる本。 著者は脳の働きについてこう言っています。 「脳には不思議なことがたくさんあります。ただ、ハッキリしてい ることは、「意識できること」よりも「無意識のまま脳が実行し ていること」のほうがはるかに多いということです。 日常生活に思いを巡らすとき、もちろん意識にのぼることしか意 識できませんから、意識で感知しえたことのみが、あたかも「自 分のすべて」であると勘違いしがちです。でも本当は、無意識の 大海原にこそ、脳の真の活動が潜んでいます」 ということで、私たちがなかなか気づかない「無意識」の世界を通 して、知られざる脳の世界を教えてくれます。 例えばこんなことが書かれています。 脳はなにかとこんなことをするんだそうです。 ◎記憶する…「海馬」はどれほど凄いか ◎やる気になる…モチベーションってどうやって高めるの? ◎理性を失う…アルコールでストレスは解消できるか ◎ド忘れする…それは「歳」のせいではなかった! ◎言い訳する…脳に言い訳させる“変化盲”って何? ◎熱中する…脳の出来、不出来を決定づけるものとは ◎期待する…当たらないのに「宝くじ」を買ってしまう理由 ◎ダジャレを言う…なぜ人間だけが笑うのか ◎ボケていく…DHA摂取でアルツハイマー病を防ぐ ◎不安がる…“不確実さ”が、脳の栄養源 ◎満足出来ない…脳と“肥満”の密接な関係 研究や調査データが豊富で、へぇ、そうなのとか、なるほど、そう 言うことなのか、という発見や気づきがある本です。脳について興 味ある方にはおすすめの本です。楽しめます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
何も悩まないことから生まれた単純な明るさと、 悩んだ末に生まれる前向きの明るさは、明らかに違い | この本は、最新の脳の研究や、データ、調査から、 脳のさまざまな働き | 2007-01-25 |