■本の検索■

出典名：

だいじょうぶたいしたことないから

おすすめ度：

※おすすめ度について

本のカテゴリ：

人生・生き方

副題：

人や自分に貼ったレッテルをはがすときです。

著者：

伊藤守

訳者：

出版社：

ディスカヴァー・トゥエンティワン (1997/11)

本の内容：

日本の国際コーチ連盟マスター認定コーチでもあり、コミュニケー
ションに関するセミナー、講演会などで活躍している著者が、問題
との向き合い方、ご機嫌に生きる生き方を教えてくれます。

著者はこんなふうに「問題」についていっています。
「わたしたちは、生きている限り常に、「この問題」といっしょで
　す。ただし、すべての人が、そのために、幸福ではないが、不幸
　でもない人生を送るわけではありません。「問題」とともにあり
　ながら、ご機嫌な人生を送る人もいます。
　その違いは、「問題」というものをどのようにとらえるか、どの
　ように扱うか、どのようにつき合うかによるようです。」

ということで、こんなエッセンスが書かれています。
「この問題さえなくなれば、きっとうまくいく？
　たぶんね。
　次の問題がもちあがるまでのほんのつかの間は。
　なくそうと思って、逃げれば逃げるほど、
　追いかけてくるのが、問題というものの特性です。」

そんな「問題」ですが、最後にこう教えてくれます。
「だいじょうぶ、たいしたことないから。
　だいじょうぶ、なんとかなるから。
　だいじょうぶ、いまのあなたのままで。」

小さな本、短めに凝縮されたエッセンスが５０個ほど書かれていま
す。本を読むのが苦手な方にもおすすめ。ぜひ、読んでみてくださ
い。きっと、「問題」の向き合い方、見方が変わるはずです。

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば	感想	掲載日
理解のある両親、思いやりのある友だち、親身になってくれる先生が、なぜ、いないのか！明るい性格	自分には、あれもない、これもないと、ないものを数え、ないものばか�	2009-12-21
あなたが正しさを主張することをやめるだけでも、あなたがかかえている問題のいくつかは、解決	ときどき、どうして自分がこんなに「正しい」ということに、こんなに	2006-12-17
ずっと悩んでいるですって？わたしには、ただ、問題のまわりをぐるぐる回っているだけのよ	ああ、そんな感じ、そうそう、そんな感じ…と思わず思ったことばでし	2006-12-16