ことば探し
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出典名: こころの処方箋
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 心・心理学、心の病
副題:  
著者: 河合 隼雄  
訳者:  
出版社: 新潮社 
 
本の内容: 日本の臨床心理の第一人者の著者が、人間の心の常識について教え
てくれます。
著者は、臨床心理をしていると、他人の心がすぐにわかるのではな
いかと思われがちだが、そうでなくて、「人の心がいかにわからな
いかということを、確信をもって知っているところが、専門家の
特徴であり、人間の心は、そう簡単にわかるものでもなく、自分で、
さえ自分の心のうちをよくわかっていないものだ」と言っています。

例えば、こんな話が55ほど書かれています。
◎ふたつよいことさてないものよ。
◎100%正しい忠告はまず役にたたない
◎「理解ある親」をもつ子はたまらない
◎イライラは見とおしのなさを示す
◎マジメも休み休み言え
◎一番生じやすのは180度の変化である。
◎男女は協力し合えても理解し合えることは難しい
◎人間理解は命がけの仕事である
◎「耐える」だけが精神力ではない
◎ソウル・メーキングもやってみませんか
◎どっぷりつかったものがほんとうに離れる
◎物が豊かになると子育てが難しくなる
◎権力を棄てることによって内的権威が磨かれる
◎2つの目で見ると奥行きがわかる
◎羨ましかったら何かをやってみる
◎心配も苦しみも楽しみのうち
◎のぼせが終わるところに関係がはじまる
◎裏切りによってしか距離がとれないときがある


「なるほど…そういう見方もあるのね」と思う話が多く、今まで
自分が知らずに身につけたきた「思い込み」を見直しできます。
ぜひ、読んでほしいと思う一冊です。おすすめです。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
人間は何のかのと文句を言っているうちが 華であることが多いのだ。 あいつさえいなかったら…などと 「文句を言っているうちが華」かぁ… そうかもなぁ。 ぶつぶつと、ぐち 2006-08-11

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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