■本の検索■
出典名: | 孤独であるためのレッスン |
|
|
おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | タフでしなやかな生き方 | ||
著者: | 諸富 祥彦 | ||
訳者: | |||
出版社: | 日本放送出版協会 | ||
本の内容: | 臨床心理士であり、教育カウンセラーでもある著者が、これからの 時代を自分らしく生きるための力となる「孤独」について教えて くれます。 著者はこう言っています。 「孤独は、決して、避けるべき否定的なものなどではない。 孤独は、現代をタフにしなやかに、かつクリエィティブに生きて いくために不可欠の、“積極な能力”である。これからの困難な 時代を、幸福に生きるために、現代人がトレーニングしてでも身 につける新たな“能力”である。(略) それは、「いざとなれば、ひとりになってもかまわない」と思える、 勇気と覚悟。「こんな面倒臭い人間関係に気を使って、エネルギー を消耗してしまうくらいなら誰からも理解されなくてもいい。 わかってもらえなくてもかまわない。もしその結果、人から嫌われ、 見放され、孤立して、ひとりになってしまったってかまわない。 “自分を”見失うよりは、ずっといい」 そう思える、ほんのちょっとの、覚悟と勇気なのです。 それさえあれば、確実に、人生で大切な何かが変わり始めます。」 この本の中に「孤独の中の4つの出会い」が書かれてます。 孤独の中にも、いや、孤独だからこそ出会えることがあると言います。 それは、表面的なものでなくて、もっと深くて根元的なものです。 1.自分との出会い 2.他者との出会い 3.普遍的なものとの出会い 4.“人間を越えた何か”との出会い 特に、孤独な人が、その孤独をまっとうして生きていくためには、 心のうちで人間を越えた“何ものか”と対話していくというような ことが大切だと言うことです。私もそう思います。 ということで、かなり大人の本です。私は好きな部類の本です。 一人や孤独に、疑問を持っている方、怖れをいただいている方、孤独の 大切さを感じはじめている方、今、孤独だと思われる方におすすめです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「わかり合えない人とは、わかり合えないままでいい」 と認める勇気を持て。 余分な人間関係 | どんなに、こちらが誠意をつくしても、 相手のことを思いやっても、 わ | 2007-01-07 |
自分にとって何がほんとうに大切かが よくわかっている人は、逆に言うと、 何があまり大切でない | 自分にとって何かほんとうに大切か、 ときどき考えることがある。 大切 | 2006-07-27 |