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出典名: 孤独であるためのレッスン
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人生・生き方
副題: タフでしなやかな生き方 
著者: 諸富 祥彦  
訳者:  
出版社: 日本放送出版協会 
 
本の内容: 臨床心理士であり、教育カウンセラーでもある著者が、これからの
時代を自分らしく生きるための力となる「孤独」について教えて
くれます。

著者はこう言っています。
「孤独は、決して、避けるべき否定的なものなどではない。
 孤独は、現代をタフにしなやかに、かつクリエィティブに生きて
 いくために不可欠の、“積極な能力”である。これからの困難な
 時代を、幸福に生きるために、現代人がトレーニングしてでも身
 につける新たな“能力”である。(略)

 それは、「いざとなれば、ひとりになってもかまわない」と思える、
 勇気と覚悟。「こんな面倒臭い人間関係に気を使って、エネルギー
 を消耗してしまうくらいなら誰からも理解されなくてもいい。
 わかってもらえなくてもかまわない。もしその結果、人から嫌われ、
 見放され、孤立して、ひとりになってしまったってかまわない。
 “自分を”見失うよりは、ずっといい」
 そう思える、ほんのちょっとの、覚悟と勇気なのです。
 それさえあれば、確実に、人生で大切な何かが変わり始めます。」


この本の中に「孤独の中の4つの出会い」が書かれてます。
孤独の中にも、いや、孤独だからこそ出会えることがあると言います。
それは、表面的なものでなくて、もっと深くて根元的なものです。
1.自分との出会い
2.他者との出会い
3.普遍的なものとの出会い
4.“人間を越えた何か”との出会い
特に、孤独な人が、その孤独をまっとうして生きていくためには、
心のうちで人間を越えた“何ものか”と対話していくというような
ことが大切だと言うことです。私もそう思います。


ということで、かなり大人の本です。私は好きな部類の本です。
一人や孤独に、疑問を持っている方、怖れをいただいている方、孤独の
大切さを感じはじめている方、今、孤独だと思われる方におすすめです。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
「わかり合えない人とは、わかり合えないままでいい」 と認める勇気を持て。 余分な人間関係 どんなに、こちらが誠意をつくしても、 相手のことを思いやっても、 わ 2007-01-07
自分にとって何がほんとうに大切かが よくわかっている人は、逆に言うと、 何があまり大切でない 自分にとって何かほんとうに大切か、 ときどき考えることがある。 大切 2006-07-27

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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