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出典名: | 「話し方」の心理学 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 考え方・ノウハウもの | ||
副題: | 必ず相手を聞く気にさせるテクニック | ||
著者: | ジェシー・S. ニーレンバーグ | ||
訳者: | 小川 敏子 | ||
出版社: | 日本経済新聞社 | ||
本の内容: | ビジネスと心理学を結びつけた産業心理学者、コンサルタントの著者が、 いろいろな場面での話し方や、話を聞いてもらうための方法などを 具体的に教えてくれる本。全米で40年にわたり、語り継がれてきた 古典的名著だそうです。 著者はこう言っています。 「話をするということは、相手の注意をこちらに引こうとする綱引きの ようなものである。 聞き手は全神経をこちらの話に集中させているわけではない。 相手には相手の関心事があり、それが絶えず注意を引こうとしている。 (略) 相手はあれこれ思いをめぐらせている。こちらの話を聞いてもらう には、もっと関心をそそるようなことを言わなくてはならない。」 ということで、相手の関心をそそるような話し方、伝わる話し方、 相手の抵抗にどう対処するか、説得の方法などを教えてくれます。 この本を読むと、以下のような会話術が身に付くそうです。 ◎聞く気のない相手の注意を引きつける ◎言いたいことをストレートに伝える ◎相手に質問させ、会話に引きずり込む ◎本質には関係ない反論を見抜く ◎頑迷な人を説得する ◎感情的な反応を操作する ◎忠告を聞き入れない人に対処する ◎飽きさせないスピーチをする …など。 とても勉強になった本でした。自分の話し方の欠点や、足りないところ など、気がつきました。コミュニケーションがうまくいかない…と 思っているなら、もしかしたら、あなたの話し方に問題があるのかも しれません。そう思っている方におすすめの本です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
反発は行動パターンとして定着しやすい。 どんな状況でもとりあえず反発することが 習慣となってしま | 自分のことを振り返ってみても、思い当たる節があるが、 この人から言 | 2008-06-08 |
わたしたちは誰しも葛藤に苦しむ。 こころのなかでふたつの強い願望が対立している状態だ。 こちらに | どちらがいいかと頭を悩ますときには、 まさに、こんな状態になる。 さ | 2008-01-25 |
《ポイントからずれない》 思っていることを要領よく相手に伝えるには、 無関係な情報をそぎ | 例えば、女性の話は、男性にとっては、 本題からずれてしまいがちで、 | 2006-12-27 |
黙っているのは理解してくれている証拠と早合点すると、 意思疎通に失敗する。 なにも言わな | この本では、こうも言っている。 「自分の話を、そっくりそのまま、 | 2006-08-28 |
他人の不快な感情、 しかも理屈に合わない感情を目の当たりにすると、 わたしたちはなんとかして相手 | 感情を発散させる人を目の前にすると、 なんとかしたくなるものだ。 そ | 2006-06-29 |