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出典名: | ゴードン博士の人間関係をよくする本 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | 自分を活かす相手を活かす | ||
著者: | トマス ゴードン | ||
訳者: | 近藤 千恵 | ||
出版社: | 大和書房 | ||
本の内容: | リーダー、親業、教師などの、訓練プログラムを開発している 臨床心理学者の著者が教えてくれる、人間関係をよくするための本。 すべての人間関係をどうしたらよくできるか、うまくいかない人間 関係を修復するには何ができるか、またそのための、「聞き方」 「話し方」などを教えてくれます。 ただし、こうしたらいいというような安易なノウハウが書かれて いるわけでなくて、役立つツールとして、その解決方法にいたる 過程などが中心。そのツールを使いこなせるかどうかは、こちらの 決心しだいということです。 著者はこう言っています。 「もしも人生をよりよいものにしたいと願うのであれば、もっと 健康でもっと幸福になりたいと本当に願うのであれば、何よりも まず人間関係の質を高めなければならない。 そして、そうする責任がある、ということなのです。」 例えばこんなことが書かれています。 ◎戦うか、逃げるか、従うか…権力への3つの対処法 ◎結婚における2種類の暴力 ◎親子の対立は悪いことか ◎親子関係改善のためのプログラム ◎人間関係をつくる聞き方、こわす聞き方 ◎12種類の「うまくいかないフィードバック」 ◎聞き方の5つのツール ◎問題を解決する話し方、悪化させる話し方 ◎「あなたメッセージ」から「わたしメッセージ」へ ◎対立を解決するための6つのステップ 確かに、いろいろなツールを提示してくれていますが、実際に、 やるとなったら、努力と訓練は必要だなと思いました。 でも、一つでも身につけられたらかなりの効果があると思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
対立は争いではない。 「自分がどれほど相手を大切にし、思いやりを持ち、 支援もして、お互いの関 | 日本の多くの人は、「対立」に対して、 あまり免疫がなく、他の国の人 | 2008-02-04 |
「ほかの人の問題を代わりに解決しないこと」 ほかの人の問題を、私なりあなたなりが 解決しよう | 例えば、支援とは、靴ひもを 結んであげることではなくて、 靴ひもの結 | 2006-04-01 |