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出典名: | 「自分」取扱説明書 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | セルフ・自分を見直す | ||
副題: | 世界一扱いのむずかしい精密機器の扱い方 | ||
著者: | 頼藤 和寛 | ||
訳者: | |||
出版社: | 金子書房 | ||
本の内容: | 心理療法、精神病理学の専門の著者が、自分とどう付き合って いくか、自分をどう見ていくか、などを教えてくれます。 著者はまえがきで、こんなふうに言っています。 「世界一扱いのむずかしい精密機器がある。 それは「自分」である。 ものごころついた時には各自ひとつずつ持っている。 しかし「取扱説明書」がついていない。(略) とにかく、ガイドブックやマニュアルなしで「自分」を操りながら 世渡りをしていかねばならない。 最初は試行錯誤・暗中模索の日々である。(略) うまい具合に身に付く人もいるが、ヘンな癖や悪い習慣をつけて しまって不適応に陥る人もいる。たくさん身につけすぎて動きが とれなくなる者もいる。 どうも「自分」の取扱が下手な人には、なんらかの簡単な取扱説明書 通称トリセツがあるほうが便利なようだ」 ということで、「自分」のハードウェア的側面、 自分、脳、健康、心、無意識などについてと 生活場面に対応する「自分」のソフトウェア的側面、 しつけ、教育、世渡りの仕方、男女のこと、老い、病気などとの つきあい方など、自分の使用上の注意点を教えてくれます。 といっても、どうしろこうしろと書いてあるわけではありません。 考え方に幅を持たせてくれる本です。 自分について、基本的なことを知りたい方に、おすすめです。 |