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出典名: | 満たされない自己愛 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 現代人の心理と対人葛藤 | ||
著者: | 大渕 憲一 | ||
訳者: | |||
出版社: | 筑摩書房 | ||
本の内容: | 社会心理学者の目から見た、現代人の自己愛についての解説本。 よく研究はされていると思うが、やや、表面的な気がします。 しかしながら、著者の意図は、 「自己愛の本質を見極め、その醜い面を見つめ、また一方、 その気高い面を見直していこうとするものである。 臨床家たちは、自己愛を人格障害や発達障害のひとつと して論じ、特殊な人の特殊な性格と見なしてきた。 本書では、そうではなく、自己愛をすべての人に 関わりある一般的な心理として述べるつもりである」 であり、 「複雑な味わいのある自己愛を直視してみよう」と言う ことなので、社会的現象としての自己愛を知るには、 いいと思います。 この本で取り上げている池田小襲撃事件や、 池袋無差別殺傷事件など(他3件)の犯人の自己愛との 関連づけた分析は、なるほど…考えさせられます。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「些細なことだが、釈然としない」とか 「どうでもよいことなんだが、なんだか引っかかる」 というと | 今日は、 「なるほど、そうなのか…」 と思ったことばである。 何と | 2005-10-06 |